しゃがんだり前屈みの作業に多い腸腰筋由来の腰痛
弟が腰痛になっているので時折田舎に帰り指圧をしてきます。
終わった後や翌日などは、腰に羽が生えたようだと嬉しいことを言ってくれます。
弟の仕事場で作業の風景を観察しているとどうしても腰に負担のある姿勢が多いのは仕事柄仕方ないでしょう。
農家の弟の腰痛は前屈みやしゃがんでの作業が多いことによる腰痛です。
前屈みで多用する作業は腸腰筋の疲労が重なります。
農家の作業は、春は苗を育てるために前かがみ。
初夏は、まだまだ苗が育ちきらないので前かがみ。
時間差で苗を育てて前かがみ。
収穫ピークの秋にかけて多くなります。
収穫期は、選定で前かがみ。
この前かがみは腸腰筋をひどく疲労さるなあと思いました。
腸腰筋とはすなわ大腰筋と腸骨筋を指して腸腰筋といいます。
腰の大事な筋肉の一つです。
前かがみになったり膝を胸の方につけるときに使う筋肉です。
作業は農家ばかりではなく前屈みの多い仕事なら誰にもある腰痛の原因となります。
介護士さんや看護師さんにもよくある症状の一つとなります。
太ももの前側の疲労とともに腸腰筋の疲労を解消させるとしつこい腰痛がかなり改善します。
毎日の作業なので疲労を予防するストレッチを毎日加えると毎日が快適になります。
腰痛は予防が最大の治療だと思います。
指圧での治療法
まず全体的に歪み具合を診るために全体的に指圧して確認します。
足のツボと腰のツボの状態をチェックします。
そのツボで改善するかどうかチェックします。
腰痛も原因によって問題点となる場所が変わります。
その場所と関係している場所の相関関係を確認しながら整体指圧をします。
※炎症による腰痛はすぐに改善をしないことが多いのですが炎症が早く収まるように処置します。