腰痛と変形性膝関節炎と指圧
腰痛と膝はとても深く関わりあっています。
膝は関節の中でも最大に大きい関節です。
歩く、走る、飛び上がるなど人が移動や運動をするときに重要な働きを果たします。
真っ直ぐに伸びた状態の時から正座をして極度に曲げた状態まで大変大きな動きを行います。
病院の整形外科や骨接ぎ(接骨院)に来院される方で膝の痛みで来院されなる方は腰の痛みの患者さんについて多いと思われます。
これは人が2本足で立って歩いたり走ったりするために腰が膝に非常に大きな負担がかかってます。
腰痛と膝痛は宿命的なものがあります。
直立した人の背骨や足は常にストレスを受ける
腰の疾患で膝痛を起こす原因になるものにはどのようなものがあるのでしょうか?
腰椎椎間板ヘルニア、骨粗しょう症、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症などです。
膝痛との関連するのでしょう?
変形性脊椎症
椎間板が老化によってクッションとしての役割ができなくなって起きる中年以降の慢性疾患の1つが変形性脊椎症です。
腰椎が余計な衝撃を受けるようになると脊椎の連結部が負担がかかり椎間関節に骨の棘ができて摩耗を生じさせます。
これらの変形部が神経を軽度に圧迫し、または変形部それ自体が痛みの原因となります。
これらの変形部が脊柱の正常な動きを著しく制限しストレスの多い姿勢を作ります。
側湾や前屈みの姿勢は頸椎から骨盤にかけているゆるやかなS字状の湾曲に悪い影響を及ぼします。
悪い姿勢は長年にわたって続くとひざ関節や股関節に悪い影響を及ぼします。
膝や股関節はバランスをとるため歪んでバランスを取ろうとします。
そうです。歪んでバランスをとっているのです。
膝の場合、関節にアンバランスなストレスが常にかかります。
そためヒザの半月板や軟骨の摩耗が生じやすい状態になり。
また前かがみの姿勢ではやはり膝と股関節はバランスをとるために常に屈曲を強いられます。
このため関節が硬くなり完全に膝を伸ばすことができにくくなってきます。
この状態が続くとやがて変形性膝関節症になってきます。
指圧では、骨盤、股関節のアンバランスを調整することで変形性膝関節炎の治療を行います。