按摩の揉み療治と整体指圧
日本の国では古に伝わったとされる按摩という手技療法があります。
按(おさえ)・摩(なでる)を用いて身体を調整する方法です。
筋肉をおさえ揉みほぐし、新陳代謝を高めるものです。
按摩とマッサージは厳密にはまったく異なるものです。
按摩手技の本来の特徴は虚実に対して補寫を行う(カラダの問題点に合わせた方法)ことです。
緊張した部位には気を散らし力のなくなった部位には気を補います。
最近ではあまり見かけなくなりましたが「もみ療治」と言われてもいました。
関節と経絡のツボと調整をもってカラダを整えます。
これが西洋マッサージとの大きな違いとなります。
私の整体指圧は按摩の手技と明治以降の創出された指圧を合体整理したものです。
院長の卒業した養成施設は按摩を重視した学校でした。
また修行でお世話になった治療院も按摩の普及に熱心なところでした。
この流れとご縁が有り、現在経絡按摩普及にも関わっています。
伝統ある本物の按摩の揉み療治をぜひご体験ください。
押さえていくのは経絡と呼ばれる筋
経絡は、簡単に言えば「気」と呼ばれるエネルギーの流れる大小の脈(道筋)を総称したもと考えられています。
原始的な反射や体感では温かい筋として感じる場合もあります。
その気の発するポイントがツボと呼ばれています。
これが東洋医学の基礎理論の一つになっています。
気は生命エネルギーと解釈されています。そのエネルギーが見える人もいます。
人によって色が見える人もいます。
感覚の敏感な人もちょっとしたことで見える人もたまにいます。
この色が病気の時は色が変わったりすると言われています。
そして病気が治ると色も無くなってしまうそうです。
経絡は、刺激によって一定の方向に感じられる道です。
おおむね上下に走った筋で正経12本奇経8本の20本の経絡がカラダを巡っています。
指圧、按摩、鍼灸は、この経絡にある反応のあるツボに施術します。
全体的な指圧を施すのは、この経絡のバランスを診ながら施術するからです。
整体指圧はボキボキするのですか?痛いのですか?
適圧ですので痛くないと思います。
痛い場合は手加減をしますのでご安心ください。
ボキボキは、基本的にはしまん。
特に首にボキボキすることはありません。
整体指圧など、どのようなことをしているのか伝えるのは、ちょっとムズカシイところがあります。
人の状態に寄ってやり方を変えているからです。
あなたの筋肉に合わせていますということです。
整体指圧・按摩などの手技はひとつのパターンでは行なっていません。
その人の筋肉と皮膚の状態を観ながら感じながら調整します。
背中はボキボキすることもあれば、摩するだけのこともあります。
紹介されて話を聞いて来たのですが聞かされていたのとは違う!
そうなんです。
違う場合がよくあります。
でもお任せ下さい。
マッサージとどのように違うのか?と質問されました。
マッサージはヨーロッパで、指圧は、日本発祥と言われていますが、中国から伝わり日本で指圧に昇華された技術だと思っています。
発生場所が違うというのはカラダの見方も違います。
どちらも上手に使えばカラダにいい影響があります。
整体指圧は定期的に受けると体の調子がいい
整体指圧を定期的にうけるメリットが有ります。
定期的にかかることのメリットは
・頭痛が減る
・よく眠られるようになる
・熟睡感が増える
・お腹の調子がいい
・ココロにゆったり感が出る
・イライラが少なくなる
・疲れがとれるようになる
・快適なカラダの状態が増える
・カラダの冷えが減る
・目の疲れが解消されやすくなる
・集中力が増す
・気が晴れてリフレーミングしやすくなる