お灸の歴史と近所のほうろく灸
お灸が最初に歴史から登場したのは馬王堆漢墓(BC186年)と言われています。
また鍼灸師のバイブルといわれている「黄帝内経」によりますと中国春秋戦国時代にはお灸をしていた様子が記載されています。
2000年前のその頃には普及していたようです。
我が国へは、約1200年前(平安朝の頃)、伝わったとされています。
平安朝時代に「医心方」という本を著した丹波康頼。
「医心方」は日本最古の医書とされています。
ちなみにテレビ番組で丹波哲郎さんが子孫だと話されていました。
丹波哲郎さんの家系は代々医師の家系と伺ったことがあります。
この医心方には灸の使い方が示されています。
鍼灸は、これ以後、江戸時代を経て日本独自の使い方が工夫されました。
お灸は医療のひとつだった
明治初期まで漢方・鍼灸は医療の中心でした。
お灸は手軽で家庭でも出来る方法とし、また広く民間療法としても
現在まで愛用されています。
病気にかからないカラダ作りにお灸は大活躍です。
慶安の御触書にもお灸をするように記載されているそうです。
(御触書の実物が発見されていないので偽書という説も最近あります)
戦前戦中戦後にかけて結核などの病をお灸で治った人たちは
鍼灸の世界に入った方は多く、その後鍼灸の発展に尽力されました。
お灸の行事
ほうろく灸
我が新宿・神楽坂にある東京三大毘沙門天のひとつ善國寺。
ここでは夏の土用の時期に行われる日蓮宗の修法行事です。
江戸時代から続けられているまじないで頭に「ほうろく」をかぶせ
その上に火のついたもぐさを乗せて祈祷を行い、頭痛封じ、夏負け、夏バテ防止のご利益を得ることが出来る。
善國寺では七月下旬のほおずき市の最中に実施している。
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写真風景あり。
浅草の長国寺
江戸時代の行事が復活しました。
渋谷の妙圓寺
杉並堀ノ内の妙法寺
落語にも出てくる妙法寺
夏の土用の丑の日に行われる、頭痛封じの呪い(まじない)夏バテ防止のほうろく灸
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川越の妙昌寺
埼玉県川越市三光町29
小江戸川越七福神の霊場「妙昌寺」は弁財天をお祭しております。
>土用丑の日にほうろく灸
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