頭蓋骨マッサージと頭痛

源の帽状腱膜について頭蓋骨マッサージを紹介します。
頭には頭頂部を覆っている帽状腱膜とおでこの辺りにある前頭筋,こめかみあたりの側頭筋,首背面上部にある後頭筋の3つの筋肉があって帽状腱膜はこれらの筋肉を繋いでいます。

頭頂部に後頭前頭筋が張り巡らされており様々な密接に関係し合っています。
ディスプレーで目を酷使したり,前かがみで顎が突き出た姿勢が続くと周辺部位の緊張が高まりコリも悪化してより硬くなるのです

帽状腱膜が頭蓋骨に張り付いて本来の柔軟性が失われてしまいます。
また筋膜でつながる僧帽筋や胸鎖乳突筋に関連してコリが出現します。
首回りや後頭部の筋肉が凝り固まってしまうと重たい頭を後ろから支えるために強い負荷のかかった状態が続きます。

そのまま放置しておくと筋肉が疲労し頭痛や肩首こりなどの不調を引き起こしさらに脱毛しやすくなります。

  • 最近は体を動かす運動をしていない仕事が原因としてあげられます。
  • 頻繁に計算業務をこなす。
  • 論理的な思考で脳を酷使る。
  • 長時間にわたりパソコンを凝視しながら座って作業をしている。
  • スマホやゲーム機の視聴する時間が長い。

皆さんはこれらに該当していませんか?

慢性的に頭痛持ちの人は目の周りの筋膜に疲労が蓄積されていたり悪い姿勢の持続による筋膜の緊張や拘縮で原因で頭痛を発症している可能性があるので特に注意が必要です。

両耳を結んだ頭頂部あたりを人差し指と中指で強く押して刺激を与えてみて下さい。
痛みがあれば帽状腱膜が凝り固まっています頭蓋骨マッサージはガチガチの頭皮を動かしてケアして頭をスッキリさせます。

頭蓋骨マッサージは,顔面頭蓋にある表情筋と頭蓋にある側頭筋,後頭筋,胸鎖乳突筋,縫合などにあるツボを意識したアプローチです。

頭痛は側頭筋に起こることが多いのですが,耳周辺の筋のコリにもアプローチして調整していきます。