歯ぎしり、噛み締め、食いしばりは、習慣やストレス,不安などの精神的な要因や、睡眠時の気道閉塞、歯並びの不良などの身体的な要因によって引き起こされることがあります。
これらの習慣は、顎の周りの筋肉を強く緊張させ、それによって首にも影響を与えます。
顎関節にストレスがかかると、顎関節症と呼ばれる症状が現れることがあります。 また顎関節症は、顎の動きが制限されたり、痛みが生じたりする状態を指します。
顎関節症の原因
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- 歯ぎしりや噛み締め,食いしばり
- 歯並びの不良
- 習慣(口を閉めろと子供の頃に言われ続けたなど)
- 外傷
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などが考えられます。
これらの要因によって、顎関節周辺の筋肉や靭帯にストレスがかかり、炎症が生じることがあります。
一方、首にストレスがかかると、首こりや肩こりが生じます。
歯ぎしり、噛み締め、食いしばり顎にかかる重さは約100-300ニュートン,キログラムに直すと大体10から30キロになると言われています。
顎関節は頭と首についている筋肉を利用します。ここにかかるストレスで首や頭,顎,鎖骨部分に付着している筋肉が緊張して硬くなり、痛みや不快感疲労します。
首こりや肩こりの原因は、長時間の同じ姿勢での作業や、ストレス、運動不足などが考えられますが特に長時間の同じ姿勢での作業は口に力を入れて作業する人が多くいらっしゃいます。
顎関節症や首こりを改善するためには
顎にかかるストレスを減らすこと
適切な動作姿勢を保つこと
運動やストレッチを行うことが有効です。
首コリを軽減するためには、首の鍼灸やマッサージを強くオススメいたします。