お酒大好きな方にとっては年末年始は暴飲暴食になりやすい季節。
肝臓が疲れやすい季節でもあります。

シジミは肝臓に古くから滋養に役立つ健康食品として親しまれています。
シジミの効果こそ、オルニチンの力と考えられます。
シジミの中のオルニチン、グリコーゲンやタウリン、ビタミンB12の成分が肝臓の働きを助けて疲労回復や二日酔い予防に期待できます。

目は肝臓と深いつながりがあると漢方医学ではいわれています。
肝臓は血液を浄化する働きをします。
血液をいつもサラサラにして、目に栄養を補いには、まずは肝臓に栄養を。

肝臓に良い食用

肉類であれば魚や肉の白身魚や鳥のささみを選びます。
いずれにしても脂肪の少ないもの使います。
野菜をたくさんとりビタミンの補給を多くします。
特にほうれん草ニンジンなどの色のついた野菜は必要です。
食べることは何よりも「健康のミナモト」なんですね。

自覚症状のある慢性肝炎には灸法

自覚症状のある慢性肝炎には灸法は有効です。
慢性肝炎は肝臓の器質的疾患で犯されている臓器の範囲も広く漢方ではこれを肝の臓腑の病といいます。

この蔵病を治療するためにある種の影響を蔵に与えるとされている兪穴(ゆけつ)と募穴(ぼけつ)にお灸をします。肝の背中にある大事なツボは肝兪で肝のお腹にある期門というツボです。

また蔵病とともに経病という特定の特有の概念があります
これはいわゆる機能的疾患で症状が明らかな代わりに実際におこされて犯されている範囲が狭くその程度が軽い場合もいます。
そこで慢性肝炎の自覚症状を和らげるために反応のあるツボを用いると効果的です。