パソコンの中だけで動くAI——セキュリティ重視のローカルAIを構築した日

学び・読書


AIをいじり始めて約1年。ここに来て、パソコンの中だけで動くAI——つまりインターネットに出ない、セキュリティの強いAIを構築してみました。
思ったより簡単にできた、というのが正直な感想です。もっとも、それはAI自身にサポートしてもらいながら進めたからこそ。1年前の自分には想像もつかなかったことです。
ローカルAIで何をするのか
私の場合、主な用途は整理です。
鍼灸の臨床をしていると、カルテや書類はどんどん溜まっていきます。溜まりに溜まった症状記録の見直し、過去の施術方針の再検討——こうした作業を、AIという「違った視点」に通すと、思わぬ気づきが出てくることがあります。自分ひとりで読み返すだけでは素通りしていたものが、ふと引っかかる。それだけで前に進めることは、臨床の現場では珍しくありません。
外部に送りたくないデータだからこそ、ローカルで完結するAIの意味があるわけです。
昨秋の大型アップデートで変わったこと
昨年の秋、AI全般に大きなアップデートがありました。1年前とはずいぶん違う使い方ができるようになっています。
たとえばNotebookLM。YouTube動画、書類、日記、メモ帳——何でも放り込むと、それをポッドキャスト風の音声データにしてくれるAIです。私は毎日これを聴いて楽しんでいます。自分のメモが「誰かの語り」になって耳から入ってくると、読むのとはまた違った理解が生まれます。
検索だけではもったいない
AIというと「調べもの」のイメージが強いかもしれません。でも、使い方次第で創造的な道具にもなります。

私が今こねくり回しながら考えているのは、こういうことです。
AIに使われるのではなく、AIを使いこなす。
自分のデータをどんどん入れて、そのデータだけでひとつステージアップできないか。
検索して答えをもらう受け身の使い方ではなく、自分の蓄積を素材にして、AIと一緒に何かを組み立てていく。そんな使い方を模索しています。
まだ道半ばですが、少なくとも「難しそう」という壁は、思っていたよりずっと低かった。AIのサポートを受けながらAIを構築するという、ちょっと不思議な体験を、これからも続けていくつもりです。
いまはAIによる予約チャットボット構築中です。

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