今では、パソコン、スマホの利用が当たり前になり、首や肩のこりを訴える人が増えています。視力や姿勢の問題もさることながら、実は「筆圧」が首の不調に影響しているケースもあるのです。
30年前には、筆圧を改善するためのボールペンが売れるほど、筆圧による悩みは深刻でした。長時間、強い筆圧で作業を続けていると、腕が震えてしまう方も少なくありません。
腕の疲労と、その解消法
腕の疲労は、筋肉が緊張しっぱなしの状態が原因です。この緊張をほぐすには、ストレッチが効果的です。しかし、ストレッチだけでは効果が出ない場合は、指圧や鍼灸もおすすめです。
筆圧と全身のコリ
強い筆圧をかける人は、顎関節にも力が入っていることが多いです。
顎の関節や周辺の筋肉のコリは、首の付け根、肩甲骨周り、そして腰のコリにもつながります。これらのコリを解消することで、最終的に残った腕のコリも改善することができます。
パソコン作業や筆記作業による首や肩のこりは、単に姿勢が悪いだけとは限りません。筆圧が強すぎることも、全身のコリにつながる原因の一つです。ストレッチや指圧、鍼灸などの施術を受けることで、これらのコリを改善し、快適な状態を取り戻すことができます。
ストレッチ: 日常的に、肩や首、腕のストレッチを行う。
指圧・鍼灸: 専門家による施術を受ける。
姿勢の見直し: パソコン作業時の姿勢を正しくする (顎を前に出さないように注意する)。
筆圧の調整: 筆圧を意識して、強くなりすぎないようにする。