ミツバチの思い出

ミツバチの思い出

LINEグループでミツバチの話でちょっと盛り上がった。うちの親父がミツバチを飼っていた。ミツバチの箱が残っていて、なんで箱残ってんのかなあと思って、うちの母親に聞いたことがある。当時林業をしていて、お中元用にミツバチを買うように社長に言われて飼い始めたそうだ。
でも、毎年季節になると、養蜂家の人たちが何処からかトラックで来て密を集めて売り歩いていた。
うちの親父がわざわざ養蜂する理由はないんじゃねーと母親に聞いたら興味深い話をしていた。
養蜂家の人たちは、女王蜂に印をつけているそうだ。ある日、女王蜂が盗まれてしまったそうだ。そこでミツバチを箱で育てていた 小学校の校長先生が疑われて調べてみたらほんとにその校長先生が女王蜂を盗んだそうだ。それでちょっと一悶着があり、うちの社長は地域の名士だったので、警察と校長と養蜂家の人との間に入り穏便に済ませたそうだ。
校長先生は退職し、ミツバチは、 買ったのか、慰謝料を払って引き取ったのか詳しいことはわからないが、うちの親父が飼い密集めすることになった。
故郷の蜂蜜はほんとに美味しかった。蜂蜜ってどれも同じような味だと思って、東京に来てからいろいろ試すが、あれほど美味しい蜂蜜はなかった。あれが地域の花蜜の味だったんだろう。
純粋な花の蜜より百花蜜が大好き。
30年前に開業した時、川崎市の30年前に開業した時、川崎市の チベットと呼ばれる地域でまだまだ緑が多かった。
山の上に建てられたマンションだったので、裏から見るとほぼ20階建ての高さのところから村が一望できるようなところだった。蜜源があるなと思い、ミツバチを飼いたくなり、随分と情報収集をしてみた。
1箱確か2〜3万で買えた記憶がある。家畜の届けをしなければいけないことなど。
当時、インターネットはまだまだでパソコン通信がやっとできるようになったところで情報収集をしていた。親切に教えてくれる養蜂の人もいました。で、うちの奥さんに熱くベランダでミツバチを買いたいと相談したところ、とんでもないと、かなり強く拒否られて挫折してしまいました。次生まれた時は蜂を飼いたい。
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