指圧や按摩の本当の原則とは?

指圧や按摩の本当の原則とは?

指圧や按摩には、よく「垂直圧」「持続圧」「集中」の三原則があると言われています。

しかし、「集中」の原則については、実際には違う意味合いがあるようです。

一般的(養成施設)には「精神を集中して施術を行うこと」と説明されていますが、施術の効果が高まり、患者の体調に応じた適切な圧加減やテンポを保つことができます。」てな解説があるが、絵に描いた餅だな思っていました。

増永静人先生という方が提唱された、「支え圧」は慧眼でした。
集中は「没入」という言葉の方が適切かもしれません。

指圧や按摩のは、「疎通」と「反射」なのではないでしょうか。
例えば、垂直圧については、私の考えでは必ずしも垂直に押す必要はなく、場所によっては斜めに押したり、リスクを回避しながら垂直に感じさせる工夫をするなど、柔軟な対応が求められます。

持続圧に関しても、単に長く押し続けるだけでなく、筋肉や骨の動きに合わせて適切な圧を保つことが大切です。

先日足の立方骨の加齢による落ち込みに、それ用のインソールを使ってみたら、トボトボ歩きから復活した人がいて足の整復を考え直してみた。

ツボでいうところの金門と京骨、丘墟。 押せばいいってもんじゃないので、動かしながら遊びが出るように操作してみたりしている。

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