当院は患者様の中には目の疲れ(疲れ目)・眼精疲労の鍼灸治療の方々も大勢います。
当院はデジタル社会に切っても切れない目の疲れ(疲れ目)に対する鍼灸治療に力を入れています。
長い間大勢の方々の治療を行い、良い効果をあげております。

頑固な目の疲れ(疲れ目)は専門病院や眼科にも治療をうけて効果がでない方も針灸治療で症状を改善されたり、完治したりすることも多いです。
白内障や緑内障,網膜に関係する目そのものの疾患ならば当然眼科へ行くべきですが眼科的にまったく以上がないのに辛い場合は鍼が最も効くと思います。

疲れ目もひどくなれば目の裏側までいたみを感じ激痛となり、三叉神経の反射で頭痛頭痛が表れて容易に治らなくなってしまうものです。
自然回復ができなくなっていきます。首のこりも相まって出てきます。
このときはやはり、専門家に頼んだ方がいいと思います。

目の疲れ(疲れ目)・眼精疲労は鍼灸適応症の一つです。
目の周りの運動筋肉の調節機能低下によるものは鍼灸治療で良い効果を得られます。
眼の毛様帯筋や調節機能の疲労の改善を目的に、特に眼輪筋のコリ,および頭部,頸部の筋緊張、圧痛、硬結などの反応がみられるツボに鍼灸治療を行います。

中医学では、眼精疲労は多くの場合、肝臓と腎臓の不足によるとされています。
肝臓は血液を貯蔵し、血液の流れを調整する役割を持ちます。
肝臓が弱くなると、血液の流れが滞って目の疲れを引き起こすことがあります。

腎臓は身体の基礎エネルギーである「腎気」を生産する器官です。
腎気は、目や脳などの器官を養う役割があります。
腎気が不足すると、目の疲れやドライアイなどの症状が起こることがあります。
肝経と呼ばれる筋にある筋緊張、圧痛、硬結に対しても鍼灸を行いバランスを取ります。

よく使うツボ

百会(ひゃくえ)
瞳子髎(どうじりょう)
攅竹(さんちく)
晴明(せいめい)
天柱(てんちゅう)
風池(ふうち)
臂臑(ひじゅ)
大椎(だいつい)
身柱(しんちゅう)
※足の方に反応があれば
眼点(太ももの内側にあるツボ)を使います。

背中や顔,頭,首は最初揉み療治で釣りを確認した後に鍼灸を使って施術します。
眠くなるほど気持ちの良い施術だと思います。